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経鼻内視鏡による胃の検査をおすすめする理由 |
近年、経鼻(鼻を通す)内視鏡を使った胃の検査に注目が集まっています。なぜでしょうか。
当院の内視鏡検査装置は、経鼻タイプです。→
口からスコープを胃に通すのではなく、鼻から極細のスコープを胃に通すシステムを採用しています。
経口での内視鏡検査を受けたことのある方は、おわかりいただけると思いますが、検査中の嘔吐感はかなりつらいものです。
人間には、「咽頭反射」と呼ばれる異物などを吐き出そうという体に備わった防御反応があります。
経口で通した内視鏡スコープが舌の付け根に触れることで、この反応が起き、異物を吐き出したいのに吐き出せない、という状態が続くことになってしまうのです。
前述の通り、当院で採用している装置は経鼻タイプなので、この防御反応を最小限におさえることができるシステムとなっています。
つまり、嘔吐感に苦しむことがほとんどない、楽な検査が可能なのです。
また、鼻から通す、ということは、口はふさがれません。つまり話をすることも可能だということです。
これによって、医師は、検査中に痛みはないか、気になる箇所は、など患者さんに確認をしながら的確に検査をすすめられますし、患者さん側も双方向のやり取りが可能なので、ただ黙って受けるだけの検査より検査時間も短く感じられるようです。
安心して検査を受けていただけますので、気になることがありましたらどうぞご遠慮なくお問合せください。
←こちらは、内視鏡装置のオゾン洗浄器です。オゾンに殺菌洗浄作用があることはご存知でしたか?シドニーオリンピックの際の水泳プールは、塩素消毒ではなくオゾン殺菌を採用したものでした。
オゾンは殺菌洗浄、脱臭に効果があります。患者さんがご利用になるファイバースコープをしっかり管理いたします。
装置や設備ももちろんですが、あたたかい木目を生かした扉など、おいでいただいた患者さんにとって心地よい空間作りを目指しました。スタッフ一同心をこめてお出迎えします。
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レントゲン装置(CR装置) |
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レントゲン装置は、診察室のPCと連動しています。撮影した画像をすばやく確認でき、電子カルテからいつでも呼び出すことができるので、患者さんをお待たせしません。 |
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スパイロメーター
(呼吸機能検査) |
スパイロメーターというのは呼吸機能をチェックする機械です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病名をお聞きになったことのある方もいらっしゃるかもしれません。息を吸ったり吐いたりすることで、呼吸器の実年齢辺りの基準値との差を比べ、肺機能がどの程度であるかをチェックすることができます。
外来で簡単に行える検査です。 |
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心電図装置 |
心電図は、手足首と心臓のまわりに電極をとりつけ、心臓の動きを確認する装置です。一定時間横になっていていただく必要がありますが、健康診断などはごく短時間ですみます。
この検査によって、心臓疾患の有無を確認することができます。
こちらも外来で簡単に行うことができますし、痛みもありません。
動悸や息切れなどが気になる方は一度ご相談ください。
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